皆さんこんばんは、金融マンです。
皆さん、最近ガソリン価格の上昇や株価の下落が気になりませんか?
それらは、
中東情勢や
ホルムズ海峡の封鎖が大きく影響しています。
この出来事は、現在の世界経済に
最も大きな出来事の一つだといえます。
では、今回はそんな中東情勢について
わかりやすく解説していきたいと思います。
中東で一体なにがおこっている?

簡単に言うと
「アメリカ・イスラエル」VS「イラン」の構図で
軍事的緊張状態が続いています。(現在は一時停戦中)
イランがその報復として、石油を運搬する際の要所である
「ホルムズ海峡」を封鎖していることが
最大の問題点となっているのです。
出展:Google map

このような状況になった経緯から
生活に与える影響まで、10分で解説していきます!
戦争の経緯
まず、今回の大きな要因は
イランの核開発にまつわる問題です。
アメリカの動き

イランはかねてより自国内で核開発を進めており
対してアメリカは経済制裁で対抗していました。
しかし、状況は一転。
2015年にアメリカやイラン、欧州連合等で
包括的共同作業計画を締結しました。
(通称イラン核合意)
これをもって、アメリカは
イランが核開発を制限する代わりに
経済制裁の緩和に合意しました。
ですが、2018年のアメリカ第一次トランプ政権時
イランが核合意に違反したと認定し
同計画から離脱。
経済制裁もより厳しいものとなりました。
イスラエルの動き

そんな中、2025年の6月に
イランの近隣国であるイスラエルが
イランの核施設と軍事拠点を攻撃。
隣国であるイランの核やミサイルの開発を
脅威に感じていたため、先手を打った形となりました。
それにより、イスラエルとイラン
さらにはアメリカも巻き込んだ12日間の
戦争が勃発しました。
結果的に、この戦争は停戦が成立したものの
イランの被害は甚大。
火種は大きくなっていきます。
そして、2026年2月28日
アメリカとイスラエルがイランへの攻撃に踏み切りました。
攻撃の経緯

2025年6月の一時停戦後もイランは
核開発の動きを止めませんでした。
まずは、7月2日にイランが
国際原子力機関(IAEA)との協力停止を発表しました。
これは、実質的に核開発を進めるという
宣言のようなものになります。
また、2025年12月には、イラン国内で
経済制裁の影響で、経済情勢悪化等を理由にデモが発生。
しかし、イラン政府はこれを武力で弾圧。
しかも、2日間で3万人以上が犠牲になったと報じられるほど
大規模な弾圧が行われました。
これにより、イラン国内でも
政府側への不信感。
特に、最高指導者の
ハメネイ師への不満は高まっている状況でした。
そして、決定的な出来事が2026年2月に起こりました。
アメリカとイランがジュネーブで核開発の停止について
協議を行いましたが、合意には至らず。
これにより、アメリカは
イランと外交での解決は困難と認識しました。
また、イスラエルも
早急にイランの兵器開発を何とかしたいという思いがあり
2月28日の攻撃に踏み切ったという運びです。
ホルムズ海峡の封鎖
この攻撃で、先ほど言及した独裁者
ハメネイ師が死亡したと報道されています。
しかし、イラン政府は姿勢を変えず、報復に出ます。
それが、石油運搬の要所である
ホルムズ海峡の封鎖という手段でした。
ホルムズ海峡は、中東で産出された原油の約2〜3割が通過する
「世界のエネルギーの大動脈」です。
特に日本は輸入原油の約9割を中東に依存しており、
その多くがこの海峡を通るため、影響を強く受けます。
現在、ホルムズ海峡については、封鎖と解放を繰り返している状況です。
これが、現在世界中に大きな影響を与えているのです。
経済への影響
この、ホルムズ海峡の封鎖は日本のみならず
世界の経済に大きな影響を与えています。
何より、石油の役割は大きく
ガソリンはもちろんプラスチック製品など
様々なものを作るのに欠かせない資源になります。
ホルムズ海峡の封鎖により
世界の原油の供給の
約3割が止まっている状態になります。
この供給不足により、物価は高騰するようになります。
生活への影響
まず、我々の生活に影響を与えることとして
様々なものが不足したり、値段の高騰が起こったりということが挙げられます。
例えば、ガソリンの値上がりですね。
原油の供給が不安定になったこと
および、この先の状況の不透明感から、値段が急激に上がってきました。
また、最近では大手衛生陶器メーカーのTOTOが
ユニットバスの新規受注停止を発表していました。
TOTO、ユニットバスの受注を停止 ホルムズ封鎖で材料ナフサ不足 – 日本経済新聞
出展:日本経済新聞
石油を原料とするナフサの不足による措置になります。
このように、企業も売上や利益にも影響しています。
株価への影響
今回の出来事は、資産形成をするうえで気になる
株価へ大きく影響しています。
まず、先ほどのTOTOのように
商品が準備できず売り上げが伸びない
また、仕入れ価格高騰による利益の減少など
企業に様々な影響を与えています。
これを受け、投資家たちは株への投資をやめ
保有している株を売却することで、株価は下がります。
このように、原油の供給不足は企業利益圧迫につながり
投資家の投資意欲を大きく削ぎます。
また、投資家は、戦争など
情勢が不安定さによるリスク回避するため
安全資産(債券・金)へ資金移動を行うなど
株以外へ投資を行う傾向にあります。
最近の株価の乱高下はこの中東情勢
ひいては、ホルムズ海峡封鎖が大きく関係してきています。

戦争発生時など、情勢が安定しないときは
株価は下落傾向にあります。
積立NISAは続けるべき?
個人的には、このまま続けて問題ない
むしろ、続けるべきという見解です。
なぜなら、ホルムズ海峡が解放されるなど
問題が解決すれば、株価は戻ると想定されます。
ならば、株安となっている今のうちに
買い続けていくことで、株価が戻った際
将来資産が大きくなる可能性があります。
このように、何が起きて株価が下がっているのか
知っているだけで狼狽売りを防ぐことにもつながります。

ただし、短期的にはさらなる下落の可能性もあるため、
無理のない範囲で継続することが重要です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
このように、世の中は様々な思惑のもと
日々いろいろな出来事が発生しています。
株価だけでなく、
今後の経済情勢を見通す力を養えるよう
こういったニュースに注目していくことも
社会人として大きく成長するうえで大切な要素です。
こういった話題にも触れていきますので
今後もぜひご覧ください。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
では、また。



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